■平成17年11月定例会
19番(吉田 政司君)
私は,公明党岡山県議団を代表いたしまして,議第137号改訂第3次岡山県行財政改革大綱の策定について,賛成の立場から討論をいたします。
さて,岡山県は他県よりいち早く行財政改革に取り組んでまいりました。ところが,今では毎年財政再建団体への転落を回避すべく綱渡り的な状況が続いております。地方財政の脆弱さを今さらながらに今感じているところであります。この転落回避に懸命にかじを取っておられる知事に対しましては,心から敬意を表しておきます。一方では,このように次々と迫る難関をよくもまあ乗り越えてきたものだと,違った意味で感心もいたしておりました。しかし,これも収支不足対策として本来後年度にツケ回してはいけない新たな借金を積み上げているのが現実であります。このことも,しかし今はやむを得ないと思っております。これからもまだまだ取り組まなければならない改革が続くと思われます。
財政の透明化と事業の仕分けが大事
特にまだ表面に出ていない借金の明確化,新しい地方自治のあり方の真剣な議論,そしてさらなる縮小策であります。すべての事業をしっかりと仕分けをしなければならないと思います。本来県がやるべきもの,縮小するもの,民間や市町村などに移譲するもの,この際やめるもの,引き続きの洗い直しが必要と考えております。
今回の大綱では,本格的な職員の削減にも手をつけるのですが,時代に即応した人事評価などを確立し,少数精鋭で十分仕事ができる体制がしけるようにしなくてはならないと思います。また,指定管理者制度なども,その採算性なども適正になるよう試行錯誤していかなければならないと思います。このことを踏まえた上で,今回の行革大綱につきましては,識者の声もお聞きになった現段階において,当面を乗り切るためのよりよきものとして賛成したいと思います。いずれにせよ,入るを計って出るを制すであります。これからの改革は総論賛成,各論反対というわけにはいきません。また,骨抜きなどと言われないように,名実ともに実を上げていかなければならないと思っております。もう後がありません。県民の安心を今こそ先送りしないで先取りできるよう取り組んでいただきたいことを願いまして,討論にかえさせていただきます。ありがとうございました。 |