5月の晴れた日の休日。岡山市内に住む小学4年生の桃子は、田舎から出かけてきた祖母の春江と久しぶりに街で会った。
インターネットテレビで、普段からよく話はしているが、実際に会うのは少し照れくさくもあり、また楽しみでもあった。
駅前の噴水の前で二人は待ち合わせをし、路面電車に乗った。
停留所は全てバリアフリー化され、電車も低床式の「MOMO」に変っていた。また、通りは電柱などの障害物や段差がない代わりに植樹され、美しい景観を備えていた。



お昼は、後楽園のベンチでお弁当を食べることにした。
桃子が、作ってきた弁当箱を開けると・・・。
春江「えっ。このばら寿司、桃ちゃんが作ったの。」
桃子「うん。この前、学校で習ったの。」
春江「材料も、この辺で採れる新鮮なものばかりだね。」
桃子「うん。」
春江「桃子、美味しいよ。ありがとう。」
桃子「ばら寿司だけじゃないよ。フナめしとか・・・。」
春江「へ〜ぇ。今、学校ではそんなことも教えるんだ。面白い授業だね。」
桃子「うん。他にもいろいろ教わるんだ。」
しばらく、桃子の話に聞き入る春江であった。

食育について






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